温めるべき?冷やすべき?突然ぎっくり腰になった時の対処法

重たいものを持ったり、急に立ち上がったり体勢を変えた瞬間「グキッ」。

ぎっくり腰は、腰への負担が積み重なってある日突然起こります。

あまりの痛みに驚いてどう対処したらいいのか分からず、パニックになる人は少なくないようです。

はやく良くなりたいのなら、対処を間違わないことが大切。

それでは、ぎっくり腰になったとき「温めるべき」「冷やすべき」か、どっちだかわかりますか。

ぎっくり腰ってなに?

そもそもぎっくり腰とはどのような状態を指すのでしょうか。


一般的には突然ぐきりっと腰に激痛が走ることをぎっくり腰といいます。


ぎっくり腰のぎっくりとは「不意をつかれて驚き動揺するさま」という意味です。


突然おそってくる予期せぬ腰の痛み。本当にその名のとおりですね。


ぎっくり腰になる原因は?

ぎっくり腰になる原因は2つあります。


急に腰に大きな負荷がかかるような動きをした場合と負担がかかり続けていた場合です。


特にこんな時は注意が必要です。


 


・重いものを持ち上げようとしたとき


・布団から起き上がろうとしたとき


・転倒したとき


・座った状態から立ち上がろうとしたとき


・腰をかがめて顔を洗い上体を起こしたとき


 


何かをしようとして腰に負荷がかかった瞬間「グキッ」。


大きな負荷ではなくクシャミやせきをしてぎっくり腰になる人もいるので注意が必要です


ぎっくり腰になった時は温めるべき?冷やすべき?


冒頭のクイズの答えはぎっくり腰になった直後は冷やすのが正解です。


 


グキッとなって次にくるのは激しい痛みです。


腰に大きな負荷がかかり、赤み、熱、痛み、腫れの炎症反応を引き起こします。


炎症反応を抑えるには冷やすことが大切です。


冷やし方は冷却スプレーや湿布ではなく「氷のう」を使いましょう。


 


・ビニール袋でできる氷のうの作り方


氷のうが自宅にない場合はビニール袋で簡単に作ることができます。



  • ビニール袋を2枚準備する

  • 破れないように二重にしたビニール袋の中に氷を入れる。

  • 氷を入れたビニール袋の中に水を入れる。※氷の方が多い状態にする

  • ビニール袋の中にたまった余分な空気を吸い出す

  • 空気が入らないようにビニール袋の口を結ぶ


 


空気が入ってしまうと冷えムラができたり、正しく冷やされなかったりするのでビニールの口を結ぶ時、空気を抜いてあげることがポイントになります。


 


ビニール袋だけは冷たすぎる場合、外側にハンカチやタオルを巻きつけます。布の厚みによっても冷たさが変わってくるので自分で調節してみてください。


 


・正しい冷やし方


冷やし方を間違えると効果が弱まるだけではなく、凍傷を引き起こしてしまう可能性もあります。


痛い部分に氷のうを当てる時間は約15分から20分くらいを目安にしてください。


そしてその後は1時間くらいあけてまた15分から20分冷やします。


痛みが和らぐようなら続けますが痛みが強まるようでしたら、すぐに止めてください。


変化がないようなら続けて問題ないです。


炎症が引いたら温める

ぎっくり腰初期を過ぎ炎症がなくなってきたら次に温める事も大切です。


冷やすことは炎症を抑える効果や痛みを和らげる効果があるので、この時期が過ぎたら今度は改善するために温めて血流をよくしていきましょう。


負担がかからずに改善していく方法としては温水プールでの歩行やホットヨガはおすすめです。


ぎっくり腰にならないために意識することってどんなこと?


普段から腰に負担のないように生活することは一番の予防になります。


運動やストレッチも大切ですが、生活の中で意識するだけでも予防になります。


ぜひ普段から意識して心がけてみてください。


 


・姿勢を正す


姿勢が悪いと腰に負担がかかってしまします。


正しい姿勢は壁に両肩・お尻、かかとをくっつけます。


そのままの体勢で後頭部をつけて顎を引きます。この状態がまっすぐな姿勢です。


この時点で姿勢を保てない場合は姿勢が曲がっているのでしばらく感覚をつかむまでは壁で正しい姿勢をつくることをおすすめします。


 


・床から物を取る時はひざを曲げてとる


床に物を落とした時、ついつい腰だけ曲げて拾おうとしてしまいがちです。


これ実はとても腰に負担がかかっています。


物を拾う時はひざを曲げて取ることを日頃から心がけてください。


 


・背もたれに頼らない


椅子の背もたれに背中を押し付けるように座ると腰が曲がってしまいがちです。


背もたれに頼らず背筋がピンとなるように座りましょう。


同じ体制でいることも良くないのでデスクワークの時は1時間に1回程度席を立つようにしてください。


 


・布団から起き上がるときにワンクッション


朝起き上がるときに腹筋を使って起きる方法だと腰にも負荷がかかってしまいます。


一度横向きになり上体を起こすようにしましょう。


 


 


ただぎっくり腰になった時は自分でぎっくり腰だと判断せずにまずは病院に行きましょう。


ぎっくり腰になって受診するのは整形外科です。


病院なんて大げさ!と思われるかもしれませんが、ただのぎっくり腰ではない場合もあります。


医師に診断してもらい適切に処置することは再発防止や治りの早さに違いが出てきます。


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